GNSS監視用ソフトウェア受信機 (Owl-TypeA)

 

QZSS監視用ソフトウェア受信機は、受信機やQZSSチップの開発過程での利用はもちろん、干渉や妨害の検知や対策、新しい信号への対応や性能解析など、様々な用途に真価を発揮します。受信機やQZSSアプリケーションに関わるすべての開発者の必携ソフトウェアです。

 

ライトハウスは、GNSSフロントエンドと組み合わせて、QZSS監視用ソフトウェア受信機を開発しました。測位システムの開発・評価/実験レベルの受信機として機能します。

 

特徴

 QZSS信号受信をパソコン上で実現するソフトウェア

 フロントエンドと合わせて使用

 L1, L6の2信号×4衛星の信号を受信・監視

 フロントエンドからのサンプリングデータの記録

 

(以下は、将来オプション)

 L2, L5信号対応

 GPS, GLONASS, Galileo, BeiDou対応

 CW妨害波除去

 信号品質監視

 捕捉アルゴリズムやパラメータの変更

 追尾アルゴリズムやパラメータの変更

 衛星選択

 測位

 測位アルゴリズムの変更

 記録されたサンプリングデータの再生受信処理

対応GNSS

QZSS
( 将来オプション:GPS, GLONASS, Galileo, BeiDou )

 

推奨アプリケーション

フロントエンドと合わせて動作させることで以下の用途や研究、アプリケーションに応用や利用ができます。

 

 新しい信号の検証

 ビームステアリングによる干渉波、妨害波除去

 ダイバーシティ受信による受信性能の向上

 信号品質監視

 電離層シンチレーションの解析

 マルチパス低減機能の改良開発

 特殊状況下の受信機動作再現

 専門家教育

 

機能

 リアルタイム受信

 信号の探索、捕捉、追尾、信号品質監視

 航法メッセージの復調

 受信データのファイル出力

   CPU負荷、メモリ使用率

   蓄積サンプルデータ数

   信号受信状況(ロック状態、C/N0、相関電力、etc)

   観測データ(擬似距離、)

 サンプリングデータの記録

 

(以下は、将来オプション)

 衛星選択

 測位

 測位結果のファイル出力

 サンプリングデータの再生受信

 

技術仕様

 

 性能や動作の状況はお使いになるPC性能に左右されます。
  お使いのPCによっては動作しない状況があることをご承知ください。

 

 組み合わせが可能なフロントエンドはソフトウェア受信機の
  バージョンにより異なります。

 

付属品

 取扱説明書

 初期設定/起動用セキュリティコード

 ソフトウェア使用許諾書

 

動作環境

一般的なPCの動作環境に準じる